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株式会社北條製餡所

あんが持っている素材本来の美味しさと魅力を活かし"安心・安全で美味しいあん"に、こだわりを持って皆様にお届けしていきます。

研究・応用開発

科学的で創造的な研究に取り組んでいます。

私たちはあんに関する物性研究や応用開発に業界でもいち早く取り組んできました。伝統的なあんを科学的な側面から分析し、現況に満足することなく、さらに良いものにする為の研究に取り組んでいます。また生産技術の改良や新製品開発に対しても、これまでにない新しい発想を柔軟に取り入れることで、伝統的なあんのさらなる可能性を切り開く開発に取り組んでいます。

和にとらわれない「あん」の創造力

古くから日本人に馴染みがあり和菓子のイメージが強いあんですが、現在では洋菓子やアイスクリームなどに使用されるようになりました。初めてアイスクリーム用あんを開発したのも当社で、ムースのような気泡性が特徴のムースホイップあんなどの開発にも成功しています。これからも多彩かつ独創的な製品づくりでお客様に満足頂ける研究開発を進めていきます。

蓄積された開発データの情報力

様々なお客様より、年間500件を超える新しい餡の開発依頼を受けており、用途に応じて必要な条件や、物性などの履歴情報を全てデータベース化して保管しています。その中から最適な情報をピックアップすることにより、あらゆるご要望にも即座に対応可能です。これまでの経験を最大限活かした、スピーディーな開発でお客様をサポート致します。

より良い製品づくりへの追究心

古くから伝わる伝統的な製法を科学的に捉え直すなかで、あんの美味しさとは何か、独特の風味や食感はどのようなプロセスによって生まれるのか。そんなあんづくりの基礎となる部分から見つめ直し研究に研究を重ねる中で、より豊かな風味・より良い色合いや食感を追究し、さらなる可能性を求めて日々の研究に取り組んでいます。

小豆とサイエンステクノロジー

テクノロジーを駆使してあんの研究を行う中、「プロアントシアニジン」という有用物質を小豆から抽出することに成功しました(特許取得)。この物質には高い抗酸化作用が確認されており、高血圧や動脈硬化などの予防にも効果が期待されております。食品分野だけに留まらず、新たな可能性に向けこれからも研究を進めていきます。